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2025年01月05日
インドの現状を知る濃厚な一週間 ~KALAプロジェクト海外へ Ⅰ
2024年12月18日~25日 のインド下見体験の出発です。
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最終日の25日、日本の地に着陸してあらためて日本という国土をしみじみ感じました。新鮮な清々しい空気が体の中を通って行く。
それは当たり前ではなかった。 それだけ一週間のインドは強烈な日々でした。
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18日 ニューデリーの空港に着陸した途端、ものすごいスモッグ。
冬だけの現象だそうですが、マスク無しではいられない。霧の様に視界がかすむ。夜、ホテルのレストランにてクマールさんの弟さん、
弟さんの友人全員6人で夕食。インドならではの軽快な歌を聴きながら片言の会話で何とか心がつながる。
その中にはスズキインド工場で働いている方も居ました。
内山さんの通訳のお陰で、インドの最初の印象、インドのハートが理解できた気がしました。
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19日 翌日、再び空港にてニューデリーから1000㌔東へブッタガヤ目指し国内線の飛行機に乗る。
飛行機から降りると車が待っていてくれました。
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博物館見学の予定が休館、おかげで町中を見学できました。
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ガンジス川~露店~牛、犬~住宅~学校~警察等、とにかく町中が活気に満ち、クラクションの音と土の匂いと
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沢山の人を乗せたオート三輪車、バイクの行き来を見ることに目は集中する。色は原色!露店に並ぶフルーツの山、
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女性のサリーの色とりどり、凄い!そうこうするうちにブッタガヤのホテルへ到着。
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ホテルはクマールさんのお兄さんが経営、2年前に残念ながら他界され、今や親族で経営されているようだ。
感動したのは亡くなられたお兄さんの息子さん2人がまだ小さなころ、浜松のKALAプロジェクトにクマールさんと一緒に植樹に参加してくれた、
その子が大きくなって目の前に笑顔で挨拶してくれたことです。内山さんはその時から案内役をしてくれた人です。
さて、皆さまの温かな歓迎を受けてすぐその足で一番の目的地、お釈迦様の悟りを開かれた菩提樹に会いに行く。沢山の人の中をかき分け、
目的の菩提樹に着くまでには、大菩提寺(マハーボーディ寺院)の門から2カ所の検問所をくぐると、至る所でネパールやタイ、ミャンマー他からの
修業僧の皆さまが瞑想や行をされている。おそらくこのブッタガヤ独特の世界だろう。
クマールさんが小さいころから生活し遊んだという池もこの敷地内にある。
ここに来られた縁を感じる。
さて、待望の菩提樹が目の前に!
靴を脱いで近づくと、そこには両手を大きく広げた大きな菩提樹が。
広がった幹のような枝を見上げると、心が天に帰って行くような気の中へ吸い込まれた。
よく来た、よく来てくれた、菩提樹はそう言ってくれているかのように、それに呼応し私の心は舞った。
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20日 昨夜は興奮していた。菩提樹に会ったその後、クマールさんの親族、亡くなられたお兄さんの奥様ルビーさん、
ルビーさんの息子さんの奥様のプジャさんの手づくりのカレーを恐縮しながらいただく。 とても美味しい。
また、驚いたのはその家のお部屋を見せて頂くことになり、次々に部屋ごとに親族であろうが違う家族が住んでいる事だ。
3階か4階建てなのか、20位の部屋がある、台所もそれぞれ付いている。美味しいものが出来た時はそれぞれ持ち寄るという。
日本でいうシェアハウスか?
なんという羨ましいほど温かな大家族であろうか!
その後、現地のNGOを立ち上げた方を紹介してくれるという、その方に会った。その方はビパックさんと言う。
逞しい体つきに眼光に強い意志を感じる。
明日はその方の経営される学校を案内して下さることに。
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朝になりビパックさんは急用ができ、代わりにラケシさんという校長先生が迎えに来てくれた。車で40分も走ると到着したところは
「ピープルファーストインディア」
道路沿いの空き地で朝礼の光景に感動。赤と水色の制服にサンダルか裸足、50名以上みんなで歌を歌っている。
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やはりインドはすべてが軽快で明るい。
門をくぐると花のシャワーが。子供たちがオレンジ色のマリーゴールドのマラ(レイ)を首にかけてくれた。感激。
一つ一つの教室を案内される。
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子どもたちは年齢に分かれて学んでいる教科書も成長に合わせている。
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電気は無いのでモルタルで出来た部屋は薄暗い。
でも一人一人の子どもたちの表情は何と活気に満ち、目の輝き、「ナマステー」と手を合わせ挨拶してくれる姿は何とも愛くるしい。
先生たちの姿も愛情に満ち満ちて、サリー姿で美しい。
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みんながそれぞれの夢を教えてくれました! 「お医者さんになりたいです」「先生になりたいです」 「科学者になりたいです」
みんなの夢を聞いた学校を後に、感慨深く思う間もなく次の学校へ着いた。 つづく
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最終日の25日、日本の地に着陸してあらためて日本という国土をしみじみ感じました。新鮮な清々しい空気が体の中を通って行く。
それは当たり前ではなかった。 それだけ一週間のインドは強烈な日々でした。
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18日 ニューデリーの空港に着陸した途端、ものすごいスモッグ。
冬だけの現象だそうですが、マスク無しではいられない。霧の様に視界がかすむ。夜、ホテルのレストランにてクマールさんの弟さん、
弟さんの友人全員6人で夕食。インドならではの軽快な歌を聴きながら片言の会話で何とか心がつながる。
その中にはスズキインド工場で働いている方も居ました。
内山さんの通訳のお陰で、インドの最初の印象、インドのハートが理解できた気がしました。
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19日 翌日、再び空港にてニューデリーから1000㌔東へブッタガヤ目指し国内線の飛行機に乗る。
飛行機から降りると車が待っていてくれました。
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博物館見学の予定が休館、おかげで町中を見学できました。
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ガンジス川~露店~牛、犬~住宅~学校~警察等、とにかく町中が活気に満ち、クラクションの音と土の匂いと
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沢山の人を乗せたオート三輪車、バイクの行き来を見ることに目は集中する。色は原色!露店に並ぶフルーツの山、
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女性のサリーの色とりどり、凄い!そうこうするうちにブッタガヤのホテルへ到着。
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ホテルはクマールさんのお兄さんが経営、2年前に残念ながら他界され、今や親族で経営されているようだ。
感動したのは亡くなられたお兄さんの息子さん2人がまだ小さなころ、浜松のKALAプロジェクトにクマールさんと一緒に植樹に参加してくれた、
その子が大きくなって目の前に笑顔で挨拶してくれたことです。内山さんはその時から案内役をしてくれた人です。
さて、皆さまの温かな歓迎を受けてすぐその足で一番の目的地、お釈迦様の悟りを開かれた菩提樹に会いに行く。沢山の人の中をかき分け、
目的の菩提樹に着くまでには、大菩提寺(マハーボーディ寺院)の門から2カ所の検問所をくぐると、至る所でネパールやタイ、ミャンマー他からの
修業僧の皆さまが瞑想や行をされている。おそらくこのブッタガヤ独特の世界だろう。
クマールさんが小さいころから生活し遊んだという池もこの敷地内にある。
ここに来られた縁を感じる。
さて、待望の菩提樹が目の前に!
靴を脱いで近づくと、そこには両手を大きく広げた大きな菩提樹が。
広がった幹のような枝を見上げると、心が天に帰って行くような気の中へ吸い込まれた。
よく来た、よく来てくれた、菩提樹はそう言ってくれているかのように、それに呼応し私の心は舞った。
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20日 昨夜は興奮していた。菩提樹に会ったその後、クマールさんの親族、亡くなられたお兄さんの奥様ルビーさん、
ルビーさんの息子さんの奥様のプジャさんの手づくりのカレーを恐縮しながらいただく。 とても美味しい。
また、驚いたのはその家のお部屋を見せて頂くことになり、次々に部屋ごとに親族であろうが違う家族が住んでいる事だ。
3階か4階建てなのか、20位の部屋がある、台所もそれぞれ付いている。美味しいものが出来た時はそれぞれ持ち寄るという。
日本でいうシェアハウスか?
なんという羨ましいほど温かな大家族であろうか!
その後、現地のNGOを立ち上げた方を紹介してくれるという、その方に会った。その方はビパックさんと言う。
逞しい体つきに眼光に強い意志を感じる。
明日はその方の経営される学校を案内して下さることに。
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朝になりビパックさんは急用ができ、代わりにラケシさんという校長先生が迎えに来てくれた。車で40分も走ると到着したところは
「ピープルファーストインディア」
道路沿いの空き地で朝礼の光景に感動。赤と水色の制服にサンダルか裸足、50名以上みんなで歌を歌っている。
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やはりインドはすべてが軽快で明るい。
門をくぐると花のシャワーが。子供たちがオレンジ色のマリーゴールドのマラ(レイ)を首にかけてくれた。感激。
一つ一つの教室を案内される。
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子どもたちは年齢に分かれて学んでいる教科書も成長に合わせている。
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電気は無いのでモルタルで出来た部屋は薄暗い。
でも一人一人の子どもたちの表情は何と活気に満ち、目の輝き、「ナマステー」と手を合わせ挨拶してくれる姿は何とも愛くるしい。
先生たちの姿も愛情に満ち満ちて、サリー姿で美しい。
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みんながそれぞれの夢を教えてくれました! 「お医者さんになりたいです」「先生になりたいです」 「科学者になりたいです」
みんなの夢を聞いた学校を後に、感慨深く思う間もなく次の学校へ着いた。 つづく
Posted by NPO法人 縄文未来・縄文楽校 at 15:09│Comments(0)