はまぞう › NPO法人 縄文未来・縄文楽校 › 2012年11月

  

2012年11月21日

環境問題を解決するためには・・?

ボーイズ・ビー・アンビシャス!

私たちは貴方がたをずっと待っていました。

田んぼの小川がコンクリートになるってことは

なぜ? なぜ? 小さいけれど、あんなに命の豊かな川は他にないのに。



子どもたちは集まって考えました。  パネルディスカッションが教室で行われたのです。

どうすれば、環境は守られるの?

小川、オオタカ、メダカ、ホタルグループに分かれ意見が飛び交います。

自然をもっと知ろう! 地域の人たちに聞きに行こう!

活発な意見がたくさん出ました。



ひとりひとりの意見を発表し合って、パネルディスカッションは終わりました。

先生、ごくろうさま、みんなありがとう、問題をエネルギーに変えてくれました。

これから知識を知恵に行動にきっと表してくれることでしょう。




私たちは貴方がたをずっと待っていました。



中学2年生は子どもが大人の世界に入る最初の関門。

人と自然と物との調和ってどういうことですか? と質問状が送られて来ました。

どこの教材にしようか?やっぱりあそこしかない、、と田んぼを案内いたしました。


問題はエネルギーです。

環境問題を解決するためには? 人と自然と物との不調和は

ほとんどが一次産業の後継者不足が原因でした。

農林水産業、つまり自然を糧とする生業を選ぶ人が

体を張った外の仕事をすばらしいと思う価値観が低くなってしまった事が原因です。

跡継ぎがいなく土地を売った高齢者のなんと多いことか、、。

環境問題を解決するには、是非体力をつけましょう。

もっと知的な答えがみんなは欲しいでしょうけれど

知識がもてはやされすぎて、自然と睦みあう時間を奪ってしまったのです。


中学生たちは田んぼで何を見つけたのでしょうか?

6人は田んぼの水がどこから来ているのか、一番先に探しに行きました。

小川の中にいろいろな生物を見つけました、久しぶりだなあと言いながら。

自然は誰よりも偉大な先生ですから。













  

Posted by NPO法人 縄文未来・縄文楽校 at 09:38Comments(0)

2012年11月13日

脱穀って、楽し~いのだ。



さて、ダッコクのはじまり、はじまり。



何をやるのか、わからなーいという顔をしていた子どもたち。
 
やりだしたら、スゴイスゴイ。
         ハヤイハヤイ。



若いお父さんやお母さん達は、脱穀をしてもまだ付いている穂の籾を

手や千刃ごきで、大事に取ってくれていますよ。



これは米選機(べいせんき)。 お父さんといっしょに一生懸命、

脱穀した籾を選別してくれました。



次に唐箕(とうみ)。

ここで良い籾と中が空の籾やわらくずなどとを分けて行きます。

取ってをぐるぐると回すと不思議。 良いの、中くらいの、悪いのに分けられるんだよねー。



千刃ごき(せんばごき)。 ちょっと恐いような刃がたくさん並んでいる道具。

上手に籾が取れたかな?



さいごの仕上げにまた、米選機 で総仕上げです。

やっと届く手でゴシゴシ、シゴシゴ。



お父さんが残った藁(わら)で何かを作っていますよ。

お父さんに負けずに僕も、エイ

縄をつくっていたんですね!

全てを活かす知恵、お父さん、お母さん、子ども達、みんなお見事です。 

                             縄文楽校脱穀日 でした。

  

Posted by NPO法人 縄文未来・縄文楽校 at 00:18Comments(0)

2012年11月09日

脱穀までの日々



 稲刈りをした後は 脱穀ですね

 それまでに 雨が降ると 濡れた稲ではできません。

 カッパを着せてあげなければと思案している時、たまたま事務所に寄って下さった方
                                           (運良くor運悪く)



 と4人で田んぼへと出かけることになりました。

 稲刈りの後の田んぼには すでに水がはられ 生き物たちがホッとしている様子です。

 

 2 じかんほどで全部のはさに青いカッパが着せられました。

 これで雨が降らなかったら どうしよう。






やったー。 翌朝は 夜降った雨で木々が朝日を浴びていました。


さて、学び舎に昔の道具が並べられました。

江戸時代からあまり変わっていない道具もあります。 

いえ、もっと、もっと前から 人は便利な道具を考えつくり出して今日まで来ました。

そろそろ ちょうどいいを目指したい頃でしょうか、、。


11日は脱穀日ですが、また雨のようです。(雨は体を休められますのですべて良く解釈)
雨の場合は18日です。 朝晴れていて途中で雨の場合はその時考えましょう。

では、待ってま~す!  

Posted by NPO法人 縄文未来・縄文楽校 at 11:29Comments(0)