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2022年10月21日
ナガボナツハゼの実が熟しました、そしてウンヌケモドキの花も。
これらのナガボナツハゼの実への視線を見てみてください。
愛情あふれる視線ですね。
ひとつひとつに
様々な風情が
こんなに色とりどりだったのかと
感動します。
いつもはるばる神奈川から来てくれて写真を撮られ送って下さいました。
こちらはウンヌケモドキです。
ウンヌケモドキの花に対しても可愛らしい子供を見るような視線ですね。
一本一本に表情があるのですね。
ウンヌケモドキっていう名前、何だか面白くていいですネ。
こんな視線で見ていると
昔遊んでいた頃を思い出します。
ひとつひとつの命に愛をこめて、撮って下さって、どれだけみんなが喜んでいることでしょうか。
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23:16
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2022年10月17日
日本蜜蜂の採蜜体験の日 ーみつばちさん有難うー
今日はミツバチの蜜を採取する日です。
5月3日に日本蜜蜂さんがやって来てくれました。それから半年近くが経ちました。家(群)の中には果たして蜂蜜は沢山溜まっているのでしょうか?
またどの様に採蜜をするのでしょうか、とても楽しみです。
皆さん、万全の支度をして見守ります。
蜜蜂さん達は今日も行ったり来たりして働いています。
皆さんが働いて溜めた蜜を人間が頂いて申し訳ない気持ちになりますね。
まず、上の雨よけをドライバーで外します。
講師は池谷広之さんです。3月に蜜蜂の家を持って忽然と現れてくれました。
半年後の今日、こうして結果を見せてくれています。 皆さん感動で一杯です。
上段の蓋にもたくさんの蜜蜂が居ます。
上一段の箱を慎重に切り離しました。中にはぎっしり詰まった蜂蜜と蜜ろうが。
(この間は動画で所どころ撮ってあります)
蜜蜂たちがケガをしないようにブロワーの風で下へ行ってくれるように送っています。
さて、テーブルに移動して次の作業に掛かります。
もう、ネットも帽子も外していいですよ。 今日は池谷さんのお知り合いの専門家の方も見えています。
蜜蜂さん達がせっせと運んでくださった蜂蜜をどうやって採るのでしょうか、。
木箱の端から削って行きます。 こちら側は、7~10月ごろに出来ましたもの、花の種類によって色が違うそうです。
反対側は綺麗な黄金色をしています、これは5~7月ごろ出来たものだそうです。 おそらく、タンポポやオオイヌノフグリ、カラスノエンドウたちの蜜ですね! こんなに綺麗なものはめったに見れませんよ、素晴らしいです。と専門家の方が誉めて下さいました。
砕いたものを皆さんに分けてくれました。
ワ~!と歓声が上がります。 待ってました、どんなお味でしょうか。
う~~ん、美味しい^^ しあわせそうな面々。
今日は、山羊のお乳にお乳で作って下さったスプレッドも並びました。縄文の炭パンに、米粉で作った試食パンも。
さて、先ほど砕いたものを蜜搾り器に入れ、分離致します。
ハンドルを回すと、下から少しづつ出て参りました。
お腹いっぱい蜂蜜を頂きました! 今日参加された皆さまにはお土産も。
池谷さん、参加された皆さまありがとうございました!! 蜜蜂さん、本当にご苦労様でした。ありがとうございました!!
蜜蜂さん達は小さな小さな草花の花の蜜を吸うそうです、雑草の有難さを蜜蜂さんのお陰で知ることが出来ました!
様々な草花さん、自然の命に感謝です❣
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22:13
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2022年10月15日
10月8日(土) 秋の青空夢市場 植物たちのネットワーク
青空夢市場は、いつものお顔に出会える日。 それが楽しみですね。
そして、自然について新しいことが学べる日。
また、皆さまの心温まる品や、優しい物に出会える日。
Mさんの丁寧に作られた美味しいパンです。 思わず食べたくなってしまいます。
Nさんの畑で太陽にいっぱい当たって育った野菜たち。今日はゴーヤと大きなニンニク。
初めて出会いました、フルーツのようなニンニクです。炒めて食べてもにおいは無くとても美味しいそうです。
今日の晩ごはんが楽しみです。
なつかしい、、のこぎり草です。
京都から先日見えて下さったKさんのお土産、マコモダケです、とても体に良いそうですね。
遠方よりありがとうございました。
Aさんの淹れたて珈琲、薬草茶、Sさんが持って来て下さった山羊のお乳を温めてきました。お好きなのをどうぞ。
Nさんの畑の里いもと銀杏です。 もう秋ですね。
Mさんの沖縄から取り寄せて育てたというローゼルの赤い実。これは乾燥すればハイビスカスティーになるそうです。
もうひとつの赤い綿、気になりますね。 いつもめずらしいものばかり運んできて下さりありがとうございます。
赤い綿が出来るのではないそうですが、姿がとても魅力的です。
種も一袋づつ用意して下さり嬉しいですね。
さて、今日は園内にある絶滅危惧種のウンヌケモドキの観察をすることに。
ウンヌケとウンヌケモドキは共に絶滅危惧種でウンヌケモドキの方が少なくなっているようです。
最初のころはすっかりススキと思っていました。でも何かが違うと思い、専門家に調べて頂き分かったことです。
私がウンヌケモドキが好きなのは、その姿です。この写真の真ん中にスッと立っているのがウンヌケモドキで、明らかにススキと風情が違うのは写真には葉が見えないですが、葉は下の方に丸く可愛く丸まっていることです。また、穂はススキのようにあまり開きません。
そして、次に気になって仕方がないのはこの園内の土です。園内に入ると、周りにある土と趣が違うのが分ります。
どこもかしこも、大小粒状の塊がふかふかとしています。 微生物の宝庫?かと思ってしまいます。
最近理解出来ることとして、他からの情報ですが、「赤松や笹の枯れ落ち葉に含まれるリグニン、セルロース等を木材腐朽菌が分解することで低分子の糖がつくられ、それを菌根菌ネットワークがナガボナツハゼやナツハゼに送っている」との事です。
ウンヌケモドキもその菌根菌ネットワークから栄養と情報を貰い長い間生きて来たのかも知れません。
これは男郎花オトコエシです。 女郎花オミナエシが今年は少なく、少し寂しいですね。種が出来たらぜひ皆さま増やしましょう。増やして下さいネ。
でも自然にオトコエシが出てきてこの様に増えてきたことは素晴らしい現象です。
今、サワヒヨドリが真っ盛りです。サワヒヨドリはフジバカマの一種で、そっくりですが葉がフジバカマより少し細く、全体に優しい風情です。
正に、この未来くる園には山上憶良の詠んだ歌である秋の七草の中で 「萩、尾花(うんぬけもどき、すすき)、おみなえし、ふじばかま(さわひよどり)、朝顔の花(ききょう)」と、五つもの野花が咲くのです。
先日来てくれた豊岡小5年生の子供たちにも防風林の歴史と共に縄文未来の役員さんが知らせてくれました。
そうそう大切な赤松も、ここにはずっと昔から自生しているのです。
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02:08
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