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2016年11月28日

苗木は嬉し、小雨の中の14回防潮森づくりでした!

今年最後の防潮森づくり、始まりました。



午前中は県市が主催の針葉樹の植樹祭。

午後に~KALAプロジェクト主催の広葉樹の植樹祭。

二つ合わせて一つかもしれません、ね。



今日は小さなかわいい子どもも受付してくれています~。



小雨も降って参りました。

合羽を着ながら、植樹する手も早くなります。



今日で2回目になりますが森の名前で参加は初めての浜松ホトニクス(株)の皆さまです。

足元が雨でぬかるむ中を4名の雄姿で「HPKの森」をつくられました。



同じく今日が2回目ですが森の名前での参加は初めての「あすなろの森」をつくられる

天竜の林業専門家である青山グループ4名の皆さまです。

そのうちのお2人は清水市から見えられ今後の富士方面の林業を担われる方々です。

準備作業からの植樹は初めてで、共に準備をすることで森への愛情が増し

又来たくなりますと感想を述べてくれました。



今回も城北工業高校と東部中学校社会貢献部、縄文楽校が2区画(1x36m)を

受け持ってくれました。



遠く神奈川県平塚市からこの度も来て下さった進和学園・研進(株)の社長さん筆頭に4名の方々です。



いつも苗木を提供して下さるのは進和学園さんです。今回も立派に育った苗を

600本提供して下さいました。

さすがに「進和学園の森」は手早く綺麗に出来ておりました。

お話しされるのは研進(株)の社長さんです。




浜松学院大学防災部の皆さまです。「共創の森」はもうNO4になりました。

大学生らしい今後の抱負の言葉に頼もしさを感じました。




林業専門、光技術研究、大学、高校、中学、福祉専門、宅地建物専門、一般市民が

一同に会し、今日良い日に出会い共に植樹が出来ましたことが

大変有り難く思われます。




県立城北工業高校の生徒たちの多くは海岸まで自転車で来ます。

さすがに高校生らしいですね!立派です。

「城北工業高校の森NO6」が今日出来ました。



東部中社会貢献部の女子生徒たちの元気さにみんなも感動を貰っていました。

「東中青龍の森NO4」出来ました。



縄文楽校も初めて参加の方も多く、腐葉土を持って来てくれた人もいました。

植樹も回を重ねると上手になり、今回雨が降ってくれたことで土も柔らかく

スムーズに植樹ができましたことを発表してくれました。



東部中社会貢献部生徒の皆さんは2区画の植樹を終え

全員でゲートまで防潮堤上の道を歩いて行きました。

ゲートには県の職員の方々が待っていてくれ「お疲れ様ー」と

声をかけてくれました。



民学産官ネットワーク ~KALAプロジェクト 
           第14回防潮森づくり無事出来ました。

           皆さまありがとうございました!











  

Posted by NPO法人 縄文未来・縄文楽校 at 17:31Comments(2)

2016年11月27日

浜松の北の台地から南の海岸へ



良かった、今年もセンブリの花が咲いてくれました。



今日は蝶々と植物を研究されておられる常葉高校の校長先生がききょうの園へ来てくださいました。

アサギマダラという渡りをする蝶の好むサワヒヨドリの花がききょうの園に自生しているので、

来園をお願いしてお話しを伺うことになりました。

蝶の世界は不思議です、昔からあの世とこの世をつなぐ役をしているとも言われているのだそうです。

興味の尽きないお話しにみんな引き込まれておりました。

いつもの園なのに今日はいろいろな可愛い蝶に出会うことが出来ました。

いつもいてくれるのに分からなかっただけなのですね、きっと。



ききょうの園に田んぼの守りうさ子が今日来てくれましたよ~

うさ樹くん、照れているようです。 ちょっと離れておすましうさ子ちゃん。

ふたりいっしょになって良かった^^



さて海岸の方では11月19日に植樹のあとの育樹(草刈り)がありました。




小雨降る中でも大勢の方々が植樹地へ来てくださいました。

今回の育樹は株式会社マルハナさんの社員関係者の皆さまです。

社長さんから苗木代の寄付も頂きました。 ありがとうございます!



手際の良い作業で育樹が進みました。



小雨降る中でもこころひとつになって苗を育てるための育樹に励む企業の方々の姿が

海岸に一幅の絵になっておりました。





遠州灘に防潮森をつくろう~未来は動き出しましたね!!

      ありがとうございました!








  

Posted by NPO法人 縄文未来・縄文楽校 at 09:23Comments(3)

2016年11月22日

 脱穀日和をありがとう~☆

脱穀の日が来ました。 

お米づくり一年の最後の作業です。



HリーダーとSリーダーの挨拶からGOーです。

何せ‘足踏み脱穀‘ですから、体と道具が一体になって動き出さねばなりません。

下のペダルを足で上下に動かし、回転のスピードが増し安定してきたところに

お米の束を持って籾を落として行きます。



いろいろな道具が並んでいるのを子ども達は不思議そうに面白そうに眺めています。

すべての道具をみんなのチカラで流れるように動かしてゆけばお米が出来て参ります。

さあ、やってみましょう。



これは唐箕(とうみ)と言います。 郷土資料館などによく展示されているのを見かけませんか?

見ているだけでは分かりません、さわって使ってみてなるほど良く出来ていることが分かりますね。



良い籾を選別するために上から少しづつ入れて行きます、それと同時に下で勢いよく回転をして行きます。

両方のちょうど良い速さのコンビで選別された良い籾とそうでない籾が分かれて受け口に出て参ります。

江戸時代からある道具です。何と良く出来ているのでしょうか~!




こちらは‘千歯こき‘です。 脱穀機で残ってしまったお米のついた穂を

並んだ鉄の歯のすき間に通して取っていく作業です。 こちらは小さな子どもでもやれます。

一粒のお米の大切さが体で体験できますね。







こども達がとても上手になって来ました。

楽しそう~ですねー!  

現代と違って昔の道具は頭も手足も全部使わねば動きません、だからでしょうか。




こちらは足踏み脱穀の後を受け持つ‘米選機‘ です。

脱穀で取れた葉や軸の付いた籾を第一段階で選別する道具であり、

唐箕に行くまでを受け持つところです。

こども達もコツをつかみ、面白そうに選別してくれました。。



みんなのチームワークの素晴らしさで午前の部が終わりました。

全体の約7割のお米が脱穀出来ました。  (人''▽`)ありがとうございます☆



午後にも残って下さった2家族の方々で残りのお米を脱穀しました~。

わたしも脱穀がしたい^ー^-

お兄ちゃん達に助けられ、出来て良かったね。



根気のいる千歯こきもほぼ終了。 イエーイ! やりました。



仁五郎も今日はたくさん遊んでもらってとても楽しかった様子、

いっぱい遊んでくれてありがとう~~。

古代米づくり最後の脱穀日和でした。

   来月はみんなで作ったお米でみんなでお餅をついて頂きましょう、楽しみですね!


  

Posted by NPO法人 縄文未来・縄文楽校 at 06:47Comments(4)